＜名古屋市＞市民委員公募、外国人も対象　議員報酬検討会議

　名古屋市の河村たかし前市長が求めた議員報酬半減に対抗し、市議会が設置する第三者機関「議員報酬検討会議」の準備会合が２７日開かれ、野中広務・元自民党幹事長ら有識者委員４人が出席した。公募と無作為抽出で１０人の市民委員を選ぶ方法を議論し、外国人も公募対象に含めることを確認した。２月６日の住民投票で議会が解散にならなければ検討会議発足は６月ごろ、解散になれば約１カ月遅れとなる見通し。

　有識者は野中氏のほか▽本秀紀・名古屋大大学院教授▽ＮＰＯ法人理事長の花井美紀氏▽奥村※軌（やすのり）弁護士。無作為抽出では、住民基本台帳の「２０代」から「６０歳以上」までの五つの年齢層から各２００人を抽出し、参加意思を示した中から各１人を抽選。公募分は同様の年齢層から各１人を抽選。「税金を払っている人」として外国人も認めた。【丸山進】

「引用元：yahoo ニュース」

今日の新聞にも載っていた。野中氏もう時代から取り残された人を引っ張り出してきて、議会の代弁者にするとは。

　そもそも今の行政の構造が時代にそぐわない中で、これまでのことを言っても仕方あるまい。

　これからのあり方を問うにあたり、これまでの利権政治の片棒を担いできた人を引っ張り出して、利権政治を続けようというつもりなのだろう。

　有識者というものと比較して、無作為抽出で議論をするといってもどうせ不公平な票配分をするのだろうし、公正なものなど名古屋氏の中では何も期待できない。

　有識者の中で同数の反対意見を持つものが入っているとは思えないし、明らかに議会側の意見を反映するように根回しが入っていることは明らか。

　選挙管理委員会といい、百条委員会といい、今回といいどこまで住民を馬鹿にすれば気が済むのか?

　すでに議会に対する信用はないも同然なのだから、こんな御用学者と同様の有識者を連れてきて何を言わせようと実のある論議など期待できない。

　無作為抽出といっても、無作為であったという保証もないのであろう。

　トワイライトスクールの談合結果と同じく、中で何があったかは何もわからないまま、決めるのだから、いつまでたっても疑惑は晴れない。

　信頼がないのだから、800万でやって、なぜだめなのかを議会で主張していくのが筋であろう。

　信頼を得たいのなら、役人の天下りや外郭団体の整理、役所のリストラこうしたものをすべてやってからものを言え。

　議員の中で誰も役所のリストラを口にするものはいないではないか?

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